東京都「地域における再エネシェアリング推進事業」への
参加が決定しました
Energy Techの株式会社REXEV(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡部 健、以下「REXEV」)は、東京都がゼロエミッション東京の実現に向けた取組として実施している、「地域における再エネシェアリング推進事業」に参加することが決定しました。REXEVは、当該事業の実施者であるTNクロス株式会社より委託を受け、電気自動車(以下「EV」)のカーシェアおよびEVを用いたエネルギーマネジメントに関する業務を担当いたします。
地域における再エネシェリング(イメージ) ※出典:東京都環境局ホームページより
事業の概要
1.背景・目的
東京都は、2050年までに、CO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を目指すため、2019年12月に「ゼロエミッション東京戦略」を策定・公表しました。その実現に向けた取り組みの一つとして、地域に再生可能エネルギー発電設備等を導入するとともに、地域の再エネ電力を無駄なく利用するために、太陽光発電、蓄電池、再エネ由来水素設備、EV等を遠隔統括制御などにより最適な需給調整を行う、「地域における再エネシェアリング推進事業」を実施しています。事業を実施するとともにその結果等を広く発信することで、地域の再エネ利活用の先行事例の確立および災害時のレジリエンス向上につなげていきます。
2.地域における再エネシェアリング推進事業の概要
以下の事業場所に設備導入を行い、導入した設備を用いて再エネシェアリングの需給調整のモデル実施及びシミュレーションを行います。
No. | 事業実施場所 | 導入設備 |
① | 東京都立大学 | 太陽光発電設備 再エネ由来水素設備 EV、EV充電器 |
② | ガレリア・ユギ | 太陽光発電設備 |
③ | パオレ | EV、EV充電器 |
④ | 八王子市小中学校 | 太陽光発電設備 蓄電池 |
⑤ | 東京都住宅供給公社集合住宅 | 太陽光発電設備 EV、EV充電器 |
また、上記事業実施場所の内、③パオレおよび⑤集合住宅では、導入されたEVを用いてカーシェアリングが実施されます。(当社が運営する「eemo(イーモ)」のステーションとして実施)
事業期間は令和3年度から令和6年度までとなります。
本事業におけるREXEVの役割
当社は、本事業において次のような役割を担います。
(1) EVカーシェアリングに必要な設備の導入
(2) EVカーシェアリングの運営
(3) EV利用状況の分析
(4) EVネットワークを活用した施設間電力融通の検討
3.弊社の今後の展開
東京都は、2050年ゼロエミッション東京の実現に向け、都内で新車販売される乗用車を2030年までに100%非ガソリン化することを目指しており、今後、EVの導入が急速に進むことが予想されますが、当社は、EVの急拡大によって生じる電力の課題を解決しながらEVのポテンシャルを最大限活用していくEV導入支援事業を通じて、電気自動車の導入拡大とCO2排出量削減に貢献して参ります。
《本件に関するお問い合わせ先》
株式会社 REXEV 藤井
お問い合わせはこちら
https://rexev.co.jp/en/contact/