第一交通産業のEVエネルギーマネジメント事業をサポート~EVタクシーにおける最適な充電制御の実装に向けて~

NEWS RELEASE
プレスリリース
2023.09.04

株式会社REXEV(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡部 健、以下「REXEV」)は、第一交通産業株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:田中 亮一郎、以下「第一交通産業」)が実施する再生可能エネルギー及び電気自動車(以下、「EV」)を活用した営業所の運営を目的とする「タクシーのEV化に伴う次世代型営業所の運営」(以下、「本事業」)に対して、営業所のエネルギーマネジメントをサポートいたします。

2050年にカーボンニュートラルを実現するためには、二酸化炭素排出量の約2割を占める運輸部門の脱炭素化が非常に重要となります。タクシーなどの商用車は一般的に稼働率が高く、1日の走行距離も長くなる傾向にありますが、相対的に航続距離が短く、充電時間のかかるEVでは、その営業における十分な稼働時間の確保や充電設備への投資、電気代上昇などの様々な課題が懸念されます。
第一交通産業が実施する本事業では、EVタクシーの運行管理に合わせた最適なエネルギーマネジメントを行い、EVシフトによるタクシー業務へ与える影響、経済効果ならびに充電制御による電気代削減やCO2削減等の効果を確認します。
これらの取組みを通してREXEVは、これまで培ったEVの車両管理やエネルギーマネジメントをタクシー業界や物流業界へも適用していき、全てのeモビリティに対してより効率的にクリーンに活用できるようなサービスを提供してまいります。

<本事業概要>
〇実施場所
第一交通産業グループ 北九州第一交通株式会社 門司営業所および門司港営業所
門司営業所にはEVが12台、門司港営業所にはEV 6台が順次導入され、門司営業所については新たに太陽光発電設備が設置される予定です。

〇実施内容
1.EVタクシーの 導入効果の確認
2.EV導入時のエネルギーマネジメント効果の確認

実施構成イメージ

REXEVでは、車両運行マネジメントと充電マネジメントを組み合わせたシステムを用いて、タクシーの運行に合わせて充電制御の最適化を行うことで、充電管理にかかる業務負荷を軽減するとともに、充電制御により電力のピークを抑制し、タクシー営業に影響を与えない範囲で電力コストを最小化します。本事業を通じて、タクシーのEVシフトに貢献いたします。

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